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高松自動車道 直場高架橋他4橋耐震補強工事

発注者 西日本高速道路株式会社 四国支社
工事場所 香川県観音寺市豊浜町(KP46.9~KP47.7)、愛媛県四国中央市金生町(KP55.1~KP56.3)、愛媛県四国中央市川滝町(KP60.5)~新宮町(KP67.5)
工期 2020年11月2日~2022年10月22日(720日間)
工事概要 A地区・白坂橋(PC単純中空床版、RC6径間連続中空床版、L=132m)・道溝橋(PC単純中空床版 L=21m)・直場高架橋【上下線】(PC単純中空床版、RC(5+6+3)径間連続中空床版 L=265m)
構造物掘削工 3,002m3、RC巻立て工 16橋脚(446m3)、縁端拡幅工 4橋脚、炭素繊維巻立て工 12橋脚(874m2)、鋼板巻立て工 4橋脚、水平力分担構造工 58基、ひび割れ注入工 117m、断面修復工 47L、

B地区・通谷橋【上り線】(PC5径間連続合成桁、RC2径間連続中空床版 L=175.2m)・通谷橋【下り線】(PC5径間連続合成桁、RC単純中空床版 L=163.2m)
構造物掘削工 323m3、落橋防止構造(緩衝チェーン) 16本、炭素繊維巻立て工 11橋脚(5,941m2)、縁端拡幅工 4橋脚、横変位拘束構造(RC突起) 2基、ひび割れ注入工 884m、断面修復工 436L、水平力分担構造工 68基、既設はく落防止対策ネット撤去工 243m2、

C地区・馬立川橋(PC4径間連続ラーメン箱桁 L=170m)
構造物掘削工 828m3、炭素繊維巻立て工 3橋脚(2,045m2)、水平力分担構造工 4基、上揚力防止対策工 4基

直場高架橋 施工後

馬立川橋 施工後

道溝橋 施工後

白坂川橋 施工後

工事についての説明

高松自動車道 大野原IC~川之江JCT間の4橋(白坂川橋、道溝橋、直場高架橋、通谷橋)及び高知自動車道 川之江東JCT~新宮IC間の1橋(馬立川橋下り線)の耐震補強を行いました。
工事施工箇所が3地区において各々の特徴があり、地区ごとに地域対応や隣接道路及び高速道路本線を通行する一般車両への対応が必要となりました。

所属 工事統括部工事部
氏名 中野 智義
コメント A地区の白坂川橋、道溝橋、直場高架橋、B地区の通谷橋においては近隣に小学校があり、地元への理解を頂くとともに通学路の調整が必要でした。
直場高架橋は高架下を通る県道が斜めに交差していたため、繁忙期を避けた時期での常設規制に伴う工程管理の調整が必要でした。
通谷橋の現場は山間部のため、法面を掘削し高橋脚に足場設置の必要があるため、墜落落下に対する安全管理を行いました。
水平力分担構造工などの支承補強工事では本線規制による施工となったため、近隣工事との規制調整を行いました。
C地区の馬立川橋においては、トンネル連坦区間に位置し高橋脚のため下方から施工が行えず、本線上の7km(トンネル区間含む)に及ぶ交通規制が必要となりました。
そのためB地区以上に近隣工事との規制調整が必要となり、かつ規制下流であったため、一日当たりの施工時間が限られた中で入念に工程調整を行い、工期延伸させず完成に至りました。

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