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AWS工法

AWS(Aramid prestressing Wall pier Strengthening)工法とは

壁式橋脚の中間拘束材としてアラミドロッドを用い、壁厚方向にプレストレスを与えることにより軸方向鉄筋のはらみ出しを防止し、内部コンクリートの拘束効果を高めて、じん性の改善およびせん断耐力の向上を図る、 耐震補強工法です。
この工法は、NETIS に登録されています(KT-990334-A)。

AWS工法の特長

経済的

PC鋼棒などによる補強工法に比べて削孔箇所が少なく、経済性に優れています。また、既設橋脚に与えるダメージが小さくなります。

高耐久性

アラミドロッドは腐食せず、高い耐久性を有しています。

プレストレスによる効果的な補強

プレストレスを導入し主鉄筋のはらみ出しを抑制することにより、効果的なじん性改善、せん断補強が可能です。

施工について

施工フロー

橋脚の主鉄筋を探査し、中間拘束材用の削孔を行います。

根巻きコンクリートを施工し、アラミドロッドを挿入、緊張、仮定着し、孔とアラミドロッドとの隙間にモルタルグラウトを注入します。

モルタルの強度が所定の値に達した後、根巻きコンクリート壁面でアラミドロッドを切断します。これによりプレテン方式で橋脚躯体にプレストレスが与えられます。

アラミドロッドの端面処理、仕上げを行います。

壁式橋脚の耐震補強

アラミドFRPロッドにプレストレスが導入できる理由

  • 付着強度が高いためPC鋼材のような定着具が不要、かつ劣化腐食しないため、コンクリート部材に付着定着が可能です。
  • PC鋼材に比べて低弾性率で伸びが大きいためプレストレスの導入が確実です。また、与えたプレストレスが部材の収縮などで大きく損失しません。

仮設物の経済性

  • 中間拘束材としてPC鋼棒を用いた場合、締切り仮設"材の規模は、挿入するPC鋼棒の長さで決定されます。しかし、アラミドロッドを用いた場合、その柔軟性を活かし締切り仮設材の規模を縮小できます。
  • 特に河川内の橋脚補強では、締切り工が総工費の中で占める割合が大きく、本工法の経済的優位性が高まります。

実施例

RC巻き立て工法と併用

鋼板巻き立て工法と併用

アラミド繊維シート巻き立て工法と併用

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